しばらく前からWindows 11 の動作がえらく重くなった。
特にIMEの動作が遅くなった。キー入力後に漢字変換の候補が出るまでに、時には数秒待たされることもあった。タスクバーのIMEアイコンが☓になり、「IMEが無効です」となったりした。
IMEが全く反応しないこともあったが、これはIMEの設定で以前のバージョンに戻すことで改善はしたものの、もたつきは相変わらずだった。また、IMEアイコンは出ても右クリックに反応せず、コンテキストメニューが表示されないことがあった。
ctfmon.exeを手動で実行しても変化がない。タスクマネージャで動作をチェックすると、一瞬現れるがすぐに消えたりする。
ビデオ編集にVideoStudioを使っているが、マウスドラッグがスムーズに行えなくなったりもした。このせいで、IMEというよりもWindowsそのものや、ハードになにか問題がありそうに思えた。
もともとメモリにちょっと問題があったこともあり、BIOSやドライバをアップデートしたり、またWindowsを少し前の復元ポイントに戻したりもしたが、改善されない。
ウイルスも疑い、defenderでフルスキャンをしたが、特に問題は見つからない。
IMEの設定で予測変換をOFFにすると若干よくはなったようだが、やはり我慢できないほどもたつく。
などなど、さんざんに試した挙げ句、Googleの日本語入力に置き換えてみると、入力はさくさくできるようになり、VideoStudioの動作も元にもどった。
"Windows 11 ime 不具合"といったキーワードで検索すると結構出てくるので、IMEの不具合自体は珍しいことではないようだ。それでも、そのせいで他のアプリのマウス操作にまで影響がでるのは驚きだ。
しばらくはGoogle日本語入力を使い続けることになりそうだ。
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