2022年7月27日水曜日

IMEが原因でWindows 11 がえらく重くなった

しばらく前からWindows 11 の動作がえらく重くなった。

特にIMEの動作が遅くなった。キー入力後に漢字変換の候補が出るまでに、時には数秒待たされることもあった。タスクバーのIMEアイコンが☓になり、「IMEが無効です」となったりした。

IMEが全く反応しないこともあったが、これはIMEの設定で以前のバージョンに戻すことで改善はしたものの、もたつきは相変わらずだった。また、IMEアイコンは出ても右クリックに反応せず、コンテキストメニューが表示されないことがあった。

ctfmon.exeを手動で実行しても変化がない。タスクマネージャで動作をチェックすると、一瞬現れるがすぐに消えたりする。

ビデオ編集にVideoStudioを使っているが、マウスドラッグがスムーズに行えなくなったりもした。このせいで、IMEというよりもWindowsそのものや、ハードになにか問題がありそうに思えた。

もともとメモリにちょっと問題があったこともあり、BIOSやドライバをアップデートしたり、またWindowsを少し前の復元ポイントに戻したりもしたが、改善されない。

ウイルスも疑い、defenderでフルスキャンをしたが、特に問題は見つからない。

IMEの設定で予測変換をOFFにすると若干よくはなったようだが、やはり我慢できないほどもたつく。

などなど、さんざんに試した挙げ句、Googleの日本語入力に置き換えてみると、入力はさくさくできるようになり、VideoStudioの動作も元にもどった。

"Windows 11 ime 不具合"といったキーワードで検索すると結構出てくるので、IMEの不具合自体は珍しいことではないようだ。それでも、そのせいで他のアプリのマウス操作にまで影響がでるのは驚きだ。

しばらくはGoogle日本語入力を使い続けることになりそうだ。