Panasonic DIGA DMR-BRT220 が故障した。
最初はハードディスクが認識されなくなったと思われたのだが、どうやら電源が数十秒で落ちるようになっていたためらしく、最終的には冷却ファンを掃除することで直ってしまった。とはいえ、そこまでたどり着くのに結構手間暇かかったので、ちょっとまとめておく。
まずは録画済みの番組をなんとか復活できあいものかと試みたが、これは残念ながら失敗してしまった。これについては後ほど補足する。
もともとのハードディスクと同じモデルのものを購入、換装することで動作するように見えたが、30秒程で電源が落ちてしまう。
最初に見つけたのはこのページ
電気屋さんのお仕事 パナソニックディーガ XW300電源が入らない
ICプロテクタ(フューズのようなものらしい)が切れると同じ現象になるらしい。
このページを参照して、同様の故障を修理した記事もある。
DIGAとICプロテクタに関しては、他にもいろいろ見つかる。
そこで、分解し基盤を取り出して調べてみる。DMR-BRT220のICプロテクタについてズバリ書いてある記事は見つからなかったので、それらしいものを探してみる。
基盤に印刷してある部品名がIPで始まり、四角の中にKとマークしてものが表に二つ、裏にひとつあった。テスタで調べてみるとどれも導通している。う~~む、これのせいではなさそうだ。
電源回路のコンデンサが壊れている場合も、同様の現象になるらしい。
この場合には膨れているコンデンサがあるようだが、見ためにはそれらしきものは見当たらない。
半ばあきらめつつ他の手がかりを探してみると、冷却ファンの故障が原因というのが見つかった。"ファン"をキーワードに入れるといくつも出てくる。
電源を入れてみると、ファンが一瞬回るがすぐ止まる。これが正常な動作なのか分からない。埃を取って、指で回したりを何度か繰り返しているうちに回るようになった。すると、電源も入ったままになり、なんと直ってしまった。
ということで、電源がすぐに落ちてしまう現象が発生したら、まずはファンが回転しているかチェック。回転していない、あるいは不安定ならファンの掃除を念入りに行う。精密機械用潤滑油をさすのもよさそうです。
参考リンク
それでもだめなら、ICプロテクタや電源回路のコンデンサを疑いましょう。
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